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我がふるさと岐阜 今泉排水ゲート
全景 2003年 8月 撮影
今泉排水ゲート
2003年3月 今泉排水ゲートの工事が完成しました。
堤防も強化され、旧排水ゲート付近で大きく回り込んでいた堤防道路も通りやすくなりました。
また、撤去されていた仕切堤の「灯ろう」も、工事終了後芝生の緑地帯に復活しました。
このページは
我がふるさと岐阜 変わりゆく街 より移設しました。
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排水ゲート 2003年 8月 撮影
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灯ろうと石碑 2003年 8月 撮影
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今泉排水ゲート 完成まで
2002年5月 工事中の今泉排水ゲート
本荘の長良川左岸には、本堤防と仕切堤(共に正式名称は不明)の2つの堤防が並んでいます。
下の画像のように仕切堤は本堤防の内側にあり、合流する川は最初2つの堤防の間を流れ、やがて
仕切堤の先端で長良川本流と合流します。
何故このような方法を採るのか私にはわかりませんが、現在のように鉄筋コンクリートが無く石や
土で堤防を築いていた時代に通常の部分より強度が下がる合流部を出水時の川の流れから守るため
昔の人が考えたのではないかと勝手に考察しています。
下の画像から仕切堤の基礎部分も石積みで作られていたことがわかります。
今も残るびっしりと積み上げられた石は、当時の技術力を物語っているのではないでしょうか。
人々を洪水から守る堤防を、これからも私達は大切にしなければなりません。
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石造りの仕切堤結合部 2002年 5月 撮影
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下流を望む 2002年 5月 撮影
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右岸より望む 2002年 5月 撮影
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後方は金華山 2002年 5月 撮影
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2001年10月 左岸堤防で工事中
岐阜市本荘の長良川左岸堤防で工事が始まっています。(〜平成15年3月)
大縄場大橋と鏡島大橋の間にある今泉排水機場付近を改修する工事で、正式な名称は「長良川今泉
排水樋管改築工事」です。
長良川には大小さまざまな川が流れ込んでいますが、とりわけ重要なのは洪水対策です。
一概には言えませんが小さな川では水門が設置され、長良川の水位が低い時には水門を開き、水位
が上昇した時には水門を閉じて逆流を防ぎます。
水門が閉じられると水の出口が無くなりますが、川に囲まれた地域では家屋や田畑へ浸水してしま
うので、排水ポンプによって水を汲み出します。
そしてこのような施設を「排水機場」といいます。
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工事中の今泉排水樋管 2002年 2月 撮影
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我がふるさと岐阜 今泉排水ゲート Vol. 3 - 1 2004年 8月27日
初版 2002年 6月22日
URL
http://www.minoden.com/waga2/imaizumigate/imaizumigate.html