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我がふるさと岐阜 岐阜市梅林公園
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梅の花 2001年02月 撮影
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岐阜市梅林公園
市民憩いの場所「梅林公園」は柳ヶ瀬(長良橋通り)から東へ約800m、上加納山の南
側に広がる梅の庭園です。
園内には1300本の梅の木があり、毎年梅の季節には「梅まつり」が開催されます。
市街地にあり国道からも近いのですが、古くからの町並みと山に囲まれているため園内は
とても静かです。
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散策案内板 2002年11月 撮影
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D51形蒸気機関車 2002年11月 撮影
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大雲山龍興庵 2002年12月 撮影
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野生のリス 2002年11月 撮影
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菜めしとでんがく
梅林公園での楽しみは、なんといっても菜めしと田楽ではないでしょうか。
園内西奥の昔からある料理屋さん「植東」では、野外席で食事を楽しめます。
春の日差しを浴びて屋外で食べる田楽は最高です。
豆腐田楽「とふでん」と芋田楽「いもでん」はどちらも捨てがたく迷いましたが、決めか
ねたので両方楽しめる田楽定食にしました。
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野外席 2001年 2月 撮影
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田楽定食 2001年 2月 撮影
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柳ヶ瀬から梅林公園へ
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殿町通り 2002年 2月 撮影
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美殿町の丸ポスト 2001年 2月 撮影
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公園南側の殿町通りは名鉄美濃町線が移転した跡を道路化したものですが、近年歩行者を
重視した道路に生まれ変わりました。
現在歩道を拡幅することは道路改良時の重要ポイントとなっていますが、当時としては先
進的な試みでした。
しかしこの取り組みの結果人通りが増え、通りには賑わいが戻ってきました。
とりわけ梅の季節には柳ヶ瀬と梅林公園を行き来する人が絶えません。
公園には駐車場がありませんが、ぜひ一度この通を通ってみてはいかがでしょうか。
梅林公園の歴史
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偉業を讃える石碑 2001年 2月 撮影
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篠田裕助翁之碑 2003年 2月 撮影
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明治初年 この地に篠田祐助氏が梅千数百本を植樹し、庭園を造成しました。
氏は庭園を篠ヶ谷園と名付けて一般に解放し、以来市民の憩いの場所となりました。
そして昭和23年 篠田祐八郎氏によって庭園は岐阜市に寄贈され現在に至っています。
毎年 梅の季節には「ぎふ梅まつり」が開催され、大勢の人で賑わいます。
岐阜市の中心部にありながら誰もが楽しむことができる庭園「梅林公園」の歴史と篠田氏
の偉業は、あまりにも知られていないように思います。
(参考文献)公園内の石碑を参考にさせていただきました。
我がふるさと岐阜 岐阜市梅林公園 Vol. 7 - 1 2007年10月07日
初版 2001年02月23日
URL
https://www.minoden.com/waga/bairin/bairin.html