「路面電車と岐阜の街」
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全国路面電車の旅 岡山 2004年03月の旅
岡山駅前
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早朝の岡山駅前電停
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岡山駅前
電車乗り場は駅前通りの真ん中にあり、初めて訪れた私にもすぐにわかりました。
ホームの案内板には時刻・運賃はもちろん周辺地図などの必要とされる情報が集約されて
いて、あらためて「サイン」の重要性を感じました。
運賃も140円と100円の2種類だけとわかりやすく、特に平成11年に導入された1
00円運賃区間(駅前から3〜4駅間、乗継は140円)は、わかりやすさを極めたとい
えるワンコイン乗車を実現しています。(文中の運賃はすべて大人運賃です)
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岡山駅
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岡山駅前電車のりば
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乗車ホーム
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降車ホーム
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統一された案内板
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情報表示器
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自動券売機
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1日乗車券(画像は加工)
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超低床 路面電車「MOMO」
「MOMO」
今回の旅で一番楽しみにしていたのは、2002年7月に営業を開始し2003年鉄道友
の会ローレル賞を受賞した超低床路面電車9200形電車(愛称「MOMO」)に乗って
みることでした。
特に注目している点は2つあり、1つは車両を製作するにあたり市民が企画段階から参加
し、また製造費の一部を市民の募金によって調達したという点。
もう1つはレール幅が岐阜と同じ狭軌でありながら超低床を実現しているという点です。
実際に乗ってみて感じたのは、普段あたりまえのようにホームから電車に乗り降りしてい
る事が実は鉄道という交通機関のすばらしい特長であり、他の自動車系交通機関では極め
て実現が難しいであろうという事実でした。
ホームにぴったり着いた(あたりまえなのだが岐阜の人はこの感覚を味わうことが出来な
いと思うと悲しくなる。)電車に乗り、そして目的地のホームに降りる。
まさに平行移動、路面電車のみが成し得る特技である。
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運転台
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大型のプラグドア
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暖かみのある車内空間
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ローレル賞のプレート
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車内に入ると、アルミの外観とは対照的な木製の床と座席が目を引きます。
柱上部の照明と合わせて暖かみのある空間が演出されています。
フレームに飾られたローレルプレートが誇らしげに輝いて見えました。
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いい、この感じ。
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岡山の路面電車 その2
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小橋電停
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岡山の路面電車 その2
上の写真は東山線の小橋電停でのひとコマです。
東山線の西大字町〜小橋〜中納言間は商店街や老舗のお菓子屋さんがある昔からの街並の
ためか道路幅が狭く、交通島を設置する事が出来ないようです。
同じような道幅の場所を通っていた岐阜市内線「長良線」は、交通の妨げになるという現
在では考えられないような理由により廃線となってしまいましたが、有力な観光資源を失
った街の現状は容易に想像することが出来ると思います。
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7701号の運転台
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大雲寺前電停 全景
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右折車
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清輝橋付近の軌道
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清輝橋電停 全景
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門田屋敷交差点の3−1車線
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今回私は想うところ(廃止が申請された)があって、突然岐阜を飛び出しました。
岡山を訪れた理由は先に述べたように超低床車両が導入された街ということですが、先日
より当地岐阜では岡山電気軌道株式会社が路線を引き受けてくれるかもしれないとの報道
が駆け巡り非常に盛り上がっています。
まさにタイムリーな訪問となりましたが、この旅の時点では当然何の情報も無く、訪れた
のはまったくの偶然でした。
私自身報道によって初めてその事を知り非常に驚いて、といいますか興奮しています。
やはり何か引き寄せるものがあったのだ・・などと思っています。
とはいえ予備知識なし・連れなし・計画なしの「行き当たりばったり旅」。
まったく土地カンが無い街で鉄道ファンとしての嗅覚だけをたよりに乗り歩きましたが、
時間切れで岡山城や後楽園に行けなかったことが残念でなりません。
(2004年05月26日)
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東山 電停
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画像はすべて2004年03月 撮影
路面電車の旅 岡山 2004年03月の旅 Vol. 2 - 1 2005年12月02日
初版 2004年 5月26日
URL
https://www.minoden.com/romen/okayama/okayama0403/okayama0403.html