「路面電車と岐阜の街」
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岐阜のお寺 雄総山 護国之寺

市指定重要文化財「護国之寺 桜門」 2000年 6月 撮影
雄総山 護国之寺
護国之寺は聖武天皇の時代(724〜749年)の746年(天平13年?)に建立されたと伝えられています。
聖武天皇は父母の供養のために大仏建立を発願され、僧 行基(ぎょうき)は天皇の命を受け全国に仏師を探し
求めていました。
行基は当時雄総の里にいた日野金王丸(こんおうまる)という仏師を奈良東大寺に伴い、大仏を鋳造させました。
そして天平19年(752年)大仏の開眼供養が盛大に行われました。
天皇は大仏の出来ばえが良いので大変お喜びになり、金王丸は御礼として仏鉢(国宝)を賜りました。
その後寺は荒廃していましたが、天正8年(1580年?豊臣秀吉の時代)に良啓和尚(りょうけいおしょう)
が再興し、現在は真言宗のお寺となっています。
(参考文献)護国之寺の説明板を参考にさせていただきました。

門前は今も交通の要所 2000年 6月 撮影

本堂 2000年 6月 撮影
交通 岐阜バス「おぶさ」バス停下車 すぐ前
岐阜のお寺 雄総山 護国之寺 Vol. 8 - 1 2004年 1月30日
初版 2000年 7月 1日
URL
https://www.minoden.com/otera/o-gokokushiji/o-gokokushiji.html