「路面電車と岐阜の街」「路面電車」「路面電車マガジン」第 23号 P4      前のページへ  次のページへ


「路面電車マガジン」 第23号  P4 7月28日 存続運動の広告登場

小タイトル


786号 忠節駅
 786号       2003年 8月 撮影
884号 津保川鉄橋
 884号       2003年 8月 撮影


7月28日 存続運動の広告登場

2003年7月28日 「揖斐線・美濃町線・岐阜市内線等沿線市町対策協議会」による電車の利用促進をうったえる広告電車が 登場しました。
広告には「みんなで乗ろう、みんなの電車」「電車の優先通行にご協力を」と書かれ、揖斐線・岐阜市内線直通用の786号と 美濃町線・各務原線直通用の884号の側面に貼られました。

この広告の意味するところは大きく、沿線自治体が鉄道の存続を目指している事を広く知らしめるものとして注目されます。
しかしながら本来あたりまえの事である「電車の優先通行」について書かなければならないところにこの街の置かれた状況の厳しさ を感じます。

例えば岐阜市内の路面電車が走る道路は「軌道敷内通行可」となっていますが、可ということは本来は線路の上の通行は出来ない事を 意味しています。
道路交通法では(第二十一条など)車は路面電車の通行を妨げてはならないことになっていますが、直前へ車が割り込むのを見ない日は 無いのが実情です。


岐阜市広報誌「広報ぎふ」(2003.8.1発行)の記事を引用させていただきました。








「路面電車マガジン」 第23号  P4   Vol. 3 - 1      2005年 1月13日
初版 2003年10月 7日
URL  https://www.minoden.com/mgz/mgz23/mgz23-4.html