802号 福井市の社会実験へ |
2001年10月12日〜11日4日までの24日間、美濃町線の802号が福井市の福井鉄道を走りました。 当ページとしても期間中に福井を訪れる予定でしたが実現せず、記載が延び延びとなってしまった為、今回その概要を追記します。 日本初の「トランジットモール」社会実験を行うため、名鉄は福井市の「福井トランジットモール社会実験協議会」に 「部分低床車」800形を貸し出す事となりました。 実験は福井駅前の電車通りを一般自動車通行止めとする大規模なもので、交通、行政、商業他各方面から注目されました。 802号は運搬のため分解され、10月9日夜に岐阜を出発。 実験期間中は福井の方々に大好評で、たいへん可愛がっていただいた模様です。 実験終了後の11月6日朝、岐阜へ帰ってきた802号の車体はピカピカ。 まるで新車の時に到着したようで、福井鉄道の方に大切にされた事がわかります。 そして現在802号は再び美濃町線で活躍中です。 今回の実験期間中に開催された展示会やフォーラムには是非とも参加したかったのですが、叶いませんでした。 また、802号と共にかつて岐阜市内線を走っていた562号が実験に参加していたとの事でしたが、そちらも残念ながら 久々の対面とはなりませんでした。 560形は北陸鉄道金沢市内線が廃止された時、550形(共に名鉄での形式)と共に岐阜にやって来ました。 4個モーター、側面非対象の新形車両で、運転台のすぐ隣まで座席があったので、2180形や2320形のように運転士 さんのすぐ横(子供にとっては特等席)に座ることが出来ました。 |