岐阜の神社 金神社
金神社 2000年 8月 撮影
金(こがね)神社
金神社の起源は、成務天皇(景行天皇の第4皇子)の時代(135年)に物部臣賀夫良命が国造としてこの地に
赴任され、国府をこの高台に定めて金大神を篤く尊崇されたと伝えられています。
金神社の主祭神 渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)は景行天皇の第6皇女で、伊奈波神社の祭神
五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)の妃です。
伊奈波神社に伝わる縁起によると、五十瓊敷入彦命の成功をねたんだ部下の策略でこの地で命を落としました。
悲しみに暮れる渟熨斗姫命は夫の死を悼みこの地で御霊を慰めながら生涯を終えました。
後世の人々は命を慈悲深い神として慕い、いつしか財宝をもたらす神として信仰されるようになりました。
その後幾度にも亘って本殿等が建立されましたが、昭和20年7月9日の岐阜空襲によって焼失しました。
昭和33年に復興、昭和58年から開始された大造営は昭和63年に完成しました。
(参考文献)金神社の由緒略記を参考にさせていただきました。
金神社 境内 2000年 8月 撮影
交通 ・市営バス「文化センター金神社前」バス停下車 すぐ前(実測)
・名鉄岐阜市内線「金町(こがねまち)」電停下車 徒歩2分(実測)
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岐阜の神社 金神社 Vol. 6 - 1 2003年 7月19日
初版 2000年 9月 1日
URL
https://www.minoden.com/jinja/j-kogane.html