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全国路面電車の旅 長崎 その1
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長崎大学前の310号
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長崎の路面電車
今回は全国「路面電車の旅」の2回目として、平成16年4月に長崎市を訪れました。
長崎の路面電車は長崎電気軌道株式会社によって運行され、一日平均5万8千人・年間2
千百万人以上の乗客を輸送する、長崎を代表する公共交通期間です。
赤迫からJR長崎駅前を通り正覚寺へ至る1番系統、長崎駅前から蛍茶屋への3番系統、
蛍茶屋から正覚寺までの4番系統と、蛍茶屋から石橋へと至る5番系統の計4系統があり、
路線長は11.5Kmです。
また、運賃は昭和59年6月以来100円を継続していて、大人1日500円の「電車一
日乗車券」を利用すれば市内の有名な観光地を路面電車で廻ることが出来ます。
世界的な観光都市長崎で路面電車が必要とされたのは、他の交通機関に比べて目的地まで
のルートの分かりやすさや乗り換え・乗り直しといったルート変更のしやすさなどの優れ
た点が認められたからではないでしょうか。
(データは長崎電気軌道株式会社HPを参考にさせていただきました。)
長崎駅前〜赤迫
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長崎駅前付近
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夜の長崎駅
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駅前乗り場とデッキ
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軌道
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センターポール
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電車一日乗車券 (画像は加工)
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赤迫電停手前の分岐
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赤迫
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長崎駅前〜赤迫
広々とした長崎駅を出てデッキを渡り、路面電車の乗り場へ降りました。
軌道はアスファルトではなく敷石もしくはコンクリート製で、自動車の走行車線と電車の
軌道とがハッキリと分離されている感じを受けました。
路面電車の軌道敷上を自動車等が走行するのは、本来道交法の特例として認められていた
ことなのですが、岐阜などではいつの間にか当たり前の事になってしまいました。
しかし、敷石を剥がして舗装した岐阜と他の都市とでは、考え方が違うようです。
1、3番系統の起点「赤迫」電停は手前から単線となっているため、電車は一両ずつ乗り
場へ入線し、次々と発車していきます。
単線(ポイントはスプリング式)にすることにより、ポイントの切り替え装置や列車選別
装置などは不要となり、たいへん効率的なシステムであるといえます。
住吉商店街付近
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住吉電停付近
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千歳町電停
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若葉町電停
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千歳町電停付近の道路
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住吉商店街
住吉商店街では、行き来する人の多さにびっくりしました。
訪れたのが平日の午後だったにもかかわらず、停留所前の横断歩道を信号が青になると、
どっと人が渡り始めました。
千歳町電停付近の道路では、道路に引かれたラインと歩道の幅が電停のある所だけ変更さ
れているようです(消え残ったラインとの比較による)。
あくまでも推測ですが、電停を建設する際にホームの幅の分だけ車線をずらし、歩道もそ
の分だけ狭くしたのではないでしょうか。
路面電車を認めない街ではあり得ないことかもしれませんが、路面電車の公益性と有効性
を歩道の幅が狭くなる事と比較し、街全体としての利益を考えた結果ではないでしょうか。
私には路面電車と街の賑わいが無関係とは思えないのです。
特記なき画像はすべて2004年 4月 撮影
路面電車の旅 長崎 その2 へ続く(現在製作中)
路面電車の旅 長崎 その1 Vol. 1 - 1 2004年12月16日
初版 2004年12月16日
URL
https://www.minoden.com/romen/nagasaki/nagasaki.html